続・幸せの契約

本棚に備え付けてある梯子を片手に本を抱えながら上る



なんとか
左手で梯子に体を固定しながら

右手を必死に伸ばした


プルプルと本の重さに右手が震えだす


「あと少し…あと…ちょっと…」


本の縁が棚に引っ掛かった瞬間



グラッ!!!


体が右側に傾き
梯子を握っていた左手が重力と落下の力に耐えきれず梯子から落ちた


「え…っ!!?」



スローモーションのように本棚が流れていく


ぶつかる!!!

身構えた瞬間
私は床に叩きつけられ

意識を手放した