続・幸せの契約

「お話があります。
少し、お時間よろしいですか?」


「話し…?
私は…別に話すことは…ありません。」


大和さんを見ることがでずに私は床を見つめていた



「…それは、私とはもう…話したくない。と言う意味ですか?」



「…は…い…。」



胸が張り裂けそう…
頭が痛い


今まで目を背けてきた
自分の本当の気持ち


“大和さんが好き”



その想いが
暴れて
必死で塗り固めた蓋を叩きつける



ぎゅっ…!!



「え?」


いきなり大和さんの腕に包まれ


視界が揺らいだ



「どうしてっ…!
どうしてそんなこと言うんですか!?」



降ってきたのは
苦しそうな
噛み締めるような声だった