超人気トップモデルができるまで【完】



「お疲れ。はい、これ」


撮影が終わった後、マネージャーから何か資料を渡された。


目をやると、それはオーディションの募集要項だった。


「新しいオーディションだから…見といてな?」


オーディション…


「あ…はいっ」


正直、あまり乗り気じゃなかった。


勉強のことがあるから。



でも、成績はがんばって勉強するしかない。


勉強すればいい。


あたしがどこまで頑張れるか分からないけど、ちゃんと両立できるように。
できるとこまでやってみよう。



それから、勉強もがんばるようになった。