―数十分後 ガチャッというドアが開く音と共に部屋の空気が一変する。 さっきまで自信満々だった人達も真剣な表情になった。 「…えー、それでは、審査結果を発表します。審査の結果、今回の合格者は一名です」 …え? 「え…一人!?」 「こんな大勢の中から…?」 部屋がざわつく。 うそでしょぉ…? 「はい。では、合格者を発表します。合格者は―…」 .