超人気トップモデルができるまで【完】



うっ、ええええぇぇえぇ!?

いやいやいやいやいやいやいや…


「う…うそでしょ…?」


信じられない。
というか、こんな気持ちで出ていいのかな…

色んな不安が頭をよぎる。

そんなあたしに気付いたのか、マネージャーは

「まぁ、ケタ違いの大きい仕事だし、迷うのも無理ない。少し考えろ」

と、優しく微笑んでくれた。


今日の仕事を中断したこと、こんな滅多にない大チャンスの仕事を迷っていることを全く怒らないでいてくれた。


「…はい」
「ん。じゃあ帰っていいぞ。呼び出して悪かったな」
「いえ」
「送ってやりたいけどこの後まだ仕事が残ってて…」
「大丈夫!じゃあさようなら」
「おう」