「おう!美鈴?」 ドキドキした胸をおさえながら、本屋を出ると、聞き慣れた声に名前を呼ばれ、顔を上げた。 「マネージャー!」 「表紙見に来たのか?」 …バレてるし。 「あは…バレた?」 「実は俺も見に来た」 「マネージャーも!?」 マネージャーもあたしの表紙をすごく喜んでくれていた。 それから少し話をして、この後撮影がはいっていたため、マネージャーにスタジオに送ってもらえることになった。