ねぇ、どうしてあなたはこんな私のそばに、いてくれるの?
ねぇ、どうしてあなたはこんな私に、優しい笑顔を向けてくれるの?
ねぇ、どうしてあなたはこんな私と、友達になってくれたの?
どうして?
どうして?
考えれば考えるほど、疑問は増えるばかりだった。
私が今抱えている疑問を、素直に李都に聞けたなら、こんなに悩まなくてすむのに。
臆病者の私は李都に聞くことができない。
利用されているだけだったらどうしよう。
李都がもし、私と友達になった覚えはないって思っていたらどうしよう。
李都を信じたいのに、信じきれず、不安になる私がいた。
ごめんね、李都。
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