泣き叫びながらも私をその腫らした目で

鋭く睨んでくるカノジョ

私はヘビに睨まれたカエルのように

カノジョの視線から逃げれなかった

私はカノジョを見つめかえすが

瞳には何もうつさない

頭の中はさっき言われた内容でいっぱい…

『ちょっと聞いてるの?

黙ってないで何か言ったらどうなの?』

何かってなに?

何を言えばいいの?

何かを言ったら貴女は傷付くだけでしょう?