星旗軍団長のロディックは、うんざりしていた。


バーンズ三世が、半年前なくなり、ミカエルが国を指揮するようになってからというもの・・・・・・・・・・ロディックの中の戦う理由はなくなっていた。



バーンズ三世王の頃は、戦う目的ははっきりしていた。



バーンズ三世の国を愛し、民を愛す心に惹かれ、何度となく死闘を制してきた。



国や愛する家族が幸せになるためと・・・・・・無我夢中で戦い続けてきた。



しかし・・・・今の・・・・・・・・ミカエル王の為に戦う気は・・・・・・・・・・・・・なくなっていた。



ロディックは長年務め続けた団長の任を降りようかと考えていた。