そして・・・・・・・・その夜。



城の道は、静まりかえっている。



キメデスはマリアンナの部屋を訪ねた。



目を腫らしたマリアンナが、ドアを開けると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、突然キメデスはマリアンナを力強く抱きしめた。


キメデス「・・・・・・・許して下さい」


マリアンナ「・・・・・・許すわ・・・だからお願い、もっと力強く・・もっと・・・・・・強く・私を・・・・・・・・抱きしめて・・・」



キメデスは何も言わずに、抱きしめ続けた。





"・・・・・・・・・・・・・ギィィィィィ・・・・・・バタァン"





ゆっくりと・・・・・・・・・・・・・・・マリアンナの部屋のドアは閉じた。







"今・・・・・・・その音は、破滅の卵にヒビを作る"