Turning Star

時は過ぎ、現在の時刻は、21:00だ。
私達2人と、隼人、恵、理事長の計5人が、理事長室に集合していた。













「……さて、時間も来た事だし、始めようか。」


理事長の声が、静まり返った部屋に響いた。
途端に、その場は、厳粛な雰囲気に包まれる。














「波宮さん、桜田さん、隼人、そして、恵。
 まずは、わざわざ夜分遅くに集まってもらった事に、心より感謝する。
 そして、今日話す事は、各自の胸に留めるだけにし、何があろうとも、
 外部に漏らす事のないようにしてほしい。」


全員が、コクリと頷いた。
それを確認して、彼は、続けた。





















「それでは、まず、……此方から話そうか。
 なぁ、恵?」



そう言われた恵は、ゆっくりと口を開いた。






「……そうだね。
 僕は、昼休み、ここにいた。
 父さん、……理事長と、今後の事について話すためだよ。
 それで、理事長から、闇薔薇という組織がある事を知らされた。」


ある1単語に、藍は、微かに反応した。
それが何かは、あえて言うまでもないだろう。