three times love

『レイにしては珍しいね』



「何が」




『私よりレイの方が気付きそうなのに』




「まぁな。鈍感なナオが気付いたくらいの事が気付けないとは。オレも終わりだな」




そこまで言うか?





そりゃ私鈍感だけど…






あんな空気の中じゃ神経研ぎ澄まされるよ





「まぁいいや。」




『何?』







そんな目で見つめないで








ちょっと期待しちゃうじゃん






「ナオ。少し寝てから出る?」




レイはそう言って笑いながらベッドを指差した





『いいけど…』





「いいの?」






レイは真剣な目で私を見つめた





















『お母さん、また見てるよ』