three times love

「ホントに?」




『ホントです』




「ならいいけど。ナオは何とも思わない?」




『何が?』




「こうして男女がベッドの上にいる訳だよ」




『そうですね』




「何か起こるかもしれない訳じゃん」




『それはないよ』




「何で?」




『だって私にはその気にならないって言ったし』




「そんなの。この状況じゃ分かんないだろ。オレも男だし」






レイは




顔を近付けて




そう言った






私は




思わず




目を反らした








『それに…』




「それに?」

















『…さっきからずっとお母さん見てるよ』