three times love

私がモタモタしてると




お母さんは




少し不思議そうな顔をした







「あら、ナオちゃんじゃない」




私の顔を見て




ふと思い出した様に




お母さんは笑顔で言った





『ご無沙汰してます』




「ナオちゃんキレイになったわねぇ。見違えたから最初分からなかったわ」




お母さんは



私の手を取り言った





「レイ、こんなカワイイ子連れてくるなんてやるじゃない」




「まぁね」





こらこら





私の手を握ったまま




この親子はどんな会話してるの





「オレもう帰るから。準備する間ナオ部屋で待たせるわ」




「え〜。お母さん久しぶりにナオちゃんと話したいわ。そうだ!ナオちゃん泊まっていけば?」













お母さん…









お母さんとあまり話した事ないです…





いくら幼なじみでも




泊めるのもおかしくないですか…






「ごめんけど今日はもう出るわ。また次の機会でいいだろ」






次の機会…












またここに来てもいいの?