three times love

『…』







「そんなに信用してない?」





『そうじゃなくて…』





「そしたらそのまま家出れるだろ」





『そうだけど…』






「何?」





『皆に変な勘違いされるかなって』





「オレが相手じゃ不服?」




そんな訳ないじゃない






『そうじゃなくて…』





「オレは構わないけど」





『えっ?』





「ナオとなら、デキてると言われようと構わないって事」





『でもさっきミキとデートの約束してたじゃん』






「あっ、あれね」





レイは笑って私の目を見た





「断った」





『断ったの?』





「うん」





『そっか。彼女いるもんね』





「そうじゃないんだけどなぁ」






レイの呟きは





私には届かなかった