「おっ、いたいた」
聞き覚えのある
少し低い声
振り返ると
そこにはレイがいた
「お前ら本気で花火買いに行くつもりだった?」
笑いながら近づいてくる
レイの顔を見ると
ふと
一筋の涙が頬を伝った
「そんな訳ないだろ。今そっちに帰るところ」
ケンジは何事もなかったように返した
私は
バレない様に
涙をふいた
「ナオ突然どっか行くからびっくりした」
そう言って
レイは私の頭にポンッと手を置いた
私は
レイの顔を見れずにいた
「そういう事だから。考えといてね」
「何が?」
ケンジの言葉に
レイが返した
「それよりレイ、ミキは?」
「ミキはユリ達といるよ。で、さっきの何?」
「さっきお前に言った通り」
「…」
レイは
しばらく黙り込んだ
何故だろう
この沈黙が
凄く苦しかった
聞き覚えのある
少し低い声
振り返ると
そこにはレイがいた
「お前ら本気で花火買いに行くつもりだった?」
笑いながら近づいてくる
レイの顔を見ると
ふと
一筋の涙が頬を伝った
「そんな訳ないだろ。今そっちに帰るところ」
ケンジは何事もなかったように返した
私は
バレない様に
涙をふいた
「ナオ突然どっか行くからびっくりした」
そう言って
レイは私の頭にポンッと手を置いた
私は
レイの顔を見れずにいた
「そういう事だから。考えといてね」
「何が?」
ケンジの言葉に
レイが返した
「それよりレイ、ミキは?」
「ミキはユリ達といるよ。で、さっきの何?」
「さっきお前に言った通り」
「…」
レイは
しばらく黙り込んだ
何故だろう
この沈黙が
凄く苦しかった

