three times love

『ごめん。ケンジ』




「何が?」




『よく分からない』




「なんだそりゃ」




『ごめん』




「ミキ結構やるな」




『えっ?』




「人前でデートのお誘いとは。どうせナオそれで気使って離れたんだろ」




『…うん』





また嘘ついた





今日



私




嘘ばっかりついてる






「オレもきまずかったしいいよ。ナオとも二人きりになれたし」




『あ、ありがと』





自分から離れたのはいいものの




やっぱり気になる






私



結構ヤキモチ妬くんだ





知らなかった






「ナオ?聞いてる?」





『あっ、ごめん』




頭の中は




レイとミキの事でいっぱいで




全く




ケンジの話聞いてなかった





「とりあえず戻ろうか」





『うん』





そう言って振り返り





歩き出そうとした時















ケンジに腕を掴まれた