「どこ行くの?」
「女の所」
「は?まじ?」
「俺から言ってあるから、大丈夫」
「ちょっと、待ってよ。
心の準備が・・・」
「今しろよ。て、お前、女かよ。
下手でも何でもいいよ。とりあえずやって来い。俺初めての時は、やりたくて仕方なかったけど」
「その時、修ちゃん、好きな子いた?」
「いや、いなかったけど。
大丈夫。男は好きじゃない女とだってやれるように出来てんだよ。あっ、女もそうだな」
もう何もいえません。
好きにして下さい。
車を30分位、走らせるとアパートの前に着いた。
修ちゃんは降りるなり、二階の部屋のベルを押した。
「はい」
「俺、修二。連れてきた」
中からは、綺麗なお姉さんが出てきた。
