天然彼女は堪りません!


「怜奈ちゃん、いらっしゃい。

百合ちゃんの妹だよね。

いつも、寛からいろいろ聞いてるよ」



神様、ホントお願い。教えて。

高梨は一体私の何をしゃべっているの?


「宜しくお願いします」


テンパりながら、何をお願いしますなのか、解からず挨拶した。

修ちゃんは笑いながら、

「ごゆっくり」

と言って、向こうの方に消えていった。