天然彼女は堪りません!



置いていかれた私など目に入らない様子で



その男の人は


「まだ、話、途中じゃん~」



と呟き、二年生の校舎の方から、


「ハル、早く来いよ」


と言う呼び声にスタスタと走って行ってしまった。