『1・2・3・4!!5・6・7・8!!』
グランドへ行くと、運動部が体操をしている元気な声が聞こえてきた。
…そんな中で……。
「いいーおっとこっ♪いいーおっとこ♪」と、なにやら変な歌を歌っている奈緒…。
「こら!」
ゴスッと奈緒の頭をチョップした。
「いたぁ!!」
「何うたってるのよ!イケメン探しより先に部活探しが先でしょ!?」
奈緒が、わたしにチョップされたところをさすりながら口を尖らせてわたしを見る。
「そんな顔してもだめー。ほらほら、部活順番に見に行くよっ。」
「へーい…。」
少し不満そうに返事をしながらもわたしの後ろをついてくる奈緒。
…少しかわいそうになったので、“部活が決まったら付き合ってあげるから。”というと、“うん!!”と子供のように大きな声で返事をして嬉しそうな顔をみせた。
“私は菜緒に弱いなぁ”なんて思いながらクスッと笑った。
グランドへ行くと、運動部が体操をしている元気な声が聞こえてきた。
…そんな中で……。
「いいーおっとこっ♪いいーおっとこ♪」と、なにやら変な歌を歌っている奈緒…。
「こら!」
ゴスッと奈緒の頭をチョップした。
「いたぁ!!」
「何うたってるのよ!イケメン探しより先に部活探しが先でしょ!?」
奈緒が、わたしにチョップされたところをさすりながら口を尖らせてわたしを見る。
「そんな顔してもだめー。ほらほら、部活順番に見に行くよっ。」
「へーい…。」
少し不満そうに返事をしながらもわたしの後ろをついてくる奈緒。
…少しかわいそうになったので、“部活が決まったら付き合ってあげるから。”というと、“うん!!”と子供のように大きな声で返事をして嬉しそうな顔をみせた。
“私は菜緒に弱いなぁ”なんて思いながらクスッと笑った。
