「緑川!! 今日は教科書貸してくれてありがと………それじゃぁ、バィバィ///」 ひな子の時とは違って別れの言葉が出てくるのが遅くなる ていうか… 恥ずかしい―― でも、緑川を見ると優しく笑っていて 「ぅん。また明日ね」 また… 明日―― そっかぁー 明日からずっとずっと…隣に居るんだ 嬉しくなって私は緑川を見詰める 私の視線に気づいたか、 緑川がこちらを見てきて 小さく手を振ってきた――