大人の世界に 紛れ込んで 僕たちはなんとなく 大きくなれた 気がしていました それでも 「君たち、ちょっと来なさい」 世間から見れば やっぱりただの 子供だったのです 強くなったと思っても 一人になれば 何の力もない 現実を動かすことも 当然できない そんな 弱い存在でした