戦国の世で  風林火山と共に

「祐樹~?

何しとんねん?」


紅葉の声で

現実に引き戻された。


「あ・・・ああ。

ちょっと・・・。」



「ちょっと

やないわ!!


立ち上がったんが見えたから

準備急いで待っとったんに

いつまでたっても来いへんのやもん。


様子見にきたら・・・

これやわ。


稽古始めるで!!」



「・・・悪かったよ。」



手を合わせ

頭をさげながら


紅葉のあとについて進んだ。


みんなの声がしないほど

距離のある空間まで。