戦国の世で  風林火山と共に

「本日も

甲斐の国を目指して頑張りましょう」


「はい!!」


壱斗さんの声に

全員が返事する。


「出発!!」


威勢のいい声と共に

列が動き出す。



紅葉に合図され、

壱斗さんの逆隣へと回る。


「祐樹!

なんかあったら

命がけで守るんやからな」