「うん、私は全然。」

「じゃあ、明日。えっと、何作る?リクエストとかある?」

「…何でも。伶さんの得意なものが食べたい。」

「じゃあ、明日のお楽しみね。」

「あっ、私は何作れば…?」

「…夕飯とか、一緒しても平気だったら、夕飯頼みたいな。」

「…私、家庭料理しか「それが食べたい。」


相変わらずにこにこしながらそう言う伶さんに、それでいいならいいか、と思う私。


…だって、お菓子は伶さんの方が上手いし。

まぁ、料理も勝てるか微妙ですが。