「敬語禁止ね、由佳ちゃん。」 「っあ、はい…じゃなくて、うん、秋月さ「伶、でいいよ」 「…伶、さん」 「…ま、いっか。」 にこにこしながら、私を見てくる秋月さ、…伶さんに、顔が赤くなりそうで冷や汗をかいていた。 …実際、さっきも名前を呼ばれたとき、心臓がドクン、とはねた。 今も、まだどきどきしてる。 伶さんが格好良くて、いちいち心臓に悪い。 「由佳ちゃんさ、いつ暇?」