秋月さんの笑顔を見て、体温が上昇するのを感じた。 …今まで口元しかはっきりと見えてなかったから、わからなかったけど。 この笑顔は、ヤバイ。 …この笑顔で数えきれないほどの女の子をとりこにしてきたに違いない、と思うような、笑顔。 「…というか、漬物のお礼も兼ねて、お茶を飲んでいきませんか?」 「…え、や、でも…」 「先程の無礼もありますし。 …あ、もちろん何もしませんよ、って言っても、説得力ないですかね…?」