「…っと、や、あの、その…」 「…秋月さん、」 「……はい」 「とりあえず服を「とりあえず中に入ってくれる?」 ぐいっと腕を引っ張られて、秋月さんの家に初めて入った。玄関だけど。 「靴ぬいで、あがって」 「え、や、あの「いいから」 さすがに男の一人暮しの部屋にあがるのには抵抗があって、断ろうとしたけれど、秋月さんの有無を言わせない視線に負けて、大人しくあがった。 「そこで、待ってて」