美稀は数日間考え続けた。




あっというまに、上の祭りがやって来た。


智也は土生町、竜生は葛城町で、美稀は曳かないカラ見るので、真剣に考えた。
この祭りで決めようと決心したからだ。



美帆もアヤも曳いてて、えりかはだんぢりがキライだったカラ、美稀はソフト部のユキネと見に行った。


ユキネとは、小学校の時からの幼なじみで、たまに遊んだりもしていたカラ、恋の相談トカもたまにしていた。


だから、今回もした。




「美稀、葛城来たでッ!どの人?」


ユキネは竜生の顔をしらないから、知りたがった。

「待って!! あっおったおった!今、こっち見てる!」


「わかった!!かっこいいヤン」


「えへッ(^-^)」


次は土生が来た。

美稀は一瞬で智也を見つけた。


デモ、竜生を見つけたトキより、テンションはあがなかった。


美稀はこのトキ、思った。





竜生が好き。