イケメン霊感転校生とナツの恋

「ナツ……」


ブルーは、
柔らかくァタシの肩に触れ、
こっちを見た。


ァタシは、
その黒い瞳に吸い込まれそうで、
ドキドキしてきた。


ブルーは、
もう片方の手を
自分の胸のところに当てて言った。


「ダイジョブ、ダイジョブ、ダイジョブ」


――あっ!


それは、ァタシのおまじないだった。