イケメン霊感転校生とナツの恋

「ナツ……」

「ど、どうしたんですか?
 動けます???」


「ひぃぃぃー」


ブルーは耳を塞いで悲鳴をあげる。


その時、
頼りなかった電灯がフッと消えた。


「あぁぁぁー」


――叫びたいのはぁたしのほうだよ!


ァタシは悲鳴をなんとか
ぐっと飲み込んでこらえた。