泣いて泣いて、どうにかなる世界だったなら。


私は涙も涸れるほどに泣くだろうか。


泣けど泣けど、どうにもならない世界だからこそ。


私は涙も涸れるほどに泣いているのではないだろうか。


けれど、それでいい。


悲劇は通り過ぎれば喜劇に変わる。


だから、私は今日も泣いた。