「でも、和丘とは穏やかな会話じゃ物足りないから、今のままでいいや。」



ムスッとした顔を緩めて、いつものニヤリとした表情を見せる。



あ〜っ、もう!!



じゃあ今の一連の流れは一体何だったの!?



結局、現状維持ってことで、解決しちゃってるし…!


ちょっとでも淡く期待を抱いてみた私が間違いだった……。



まあ、そんなところが先生らしいって言えば、らしいけどね。



「先生帰りますよ、私。」


「まだ、並木の話が終わってないぞ?」



「たった今、私が強制終了させましたので、また明日以降にお願いします。」



たまには私も強く出ないとね…!