そのころの俺は泣き虫で弱いくせに強がりで… でも鈴佳が言った言葉に俺は心が揺らされた。 鈴佳は今のままでいいんだ。 その代わり、俺が強くなって鈴佳のことを守るんだ。 幼稚園児ながらも俺はこう思ったんだ。 "俺が強くなって、好きな鈴佳のことを絶対に守る" これが俺の初恋だったんだ。