──ピコン。 誰も居ない部屋に 誰かが入室してきた。 どうせ“いつもメンバーの中の誰か”だろう と思って画面を見たら そこには 見知らぬ名前があった。 はじめは挨拶から始まったけど 話しているうちに 楽しくなってた。 琴音を失った“あの日”から こんなに心が浮上したのは初めてだった。 コイツとの話は楽しくて 時間を忘れてた。 ──ハッと気づいたんだよ。 あの言葉を。