「なあ。 しんどいなら泣けよ。 しんどいなら言えよ。 しんどいなら伝えようとしろよ。 俺に言ってくれよ。 俺は・・・ 俺は そこまで・・無力なのか・・・っ? なぁ 琴音の力にはなれねぇのか?」 俺は 自分の言ったことに後悔はしてなかった。 ただ 自分の目を疑った。 俺は 幻を見てるのかと思った。 夢を見てるかのように “それ”は 美しく 俺の動きが止まるくらい まるで夕日のような輝きをしていた。