「おい、琴音?」
次の瞬間
琴音は
グッタリと倒れた。
息が荒く
熱っぽい体を
懸命にかばうように
両手でギュッと自分の体をつかんでた。
俺は驚いた
すぐに救急車を呼んで
病院に連れてった。
姉は仕事で忙しいらしく
変わりに兄がきた。
「琴音ちゃん、風邪かよ?」
言われたとき
「わかんねぇ・・・
けど今日の朝まで元気だった」
・・・
だったはず・・・
「風邪なら、いいけど。
もし違うなら
お前、なんでもっと早く気づいてやんねぇんだよ。」
カチンときた
「俺はずっと
琴音を近くで見てたよ
きづかねぇわけねぇよ
ふざけんな」
感情に任せて
心配して駆けつけた兄に最低なことを言ったと思った。
でも
今の俺は
琴音にしか
とめられねぇんだよ・・・。

