「おい、なんだ……?」

 ベリルたちを監視していた男2人が続々と現れる男たちに目を丸くした。

 普通の恰好はしているが、銃を携帯している事が窺える。

 もしかして、とんでもない奴を相手にしてるんじゃ……男たちは互いに顔を見合わせて表情を無くす。

「何やってる」

「!?」

 背後から野太い声が聞こえて振り返ると、いかつい男が立っていた。