突然
右手に握っていた携帯電話の画面が光り始めた!!
慌てて画面を覗き込む私の目に映ったのは、あのサイト画面だった―
な、何これ!?
何もしていないのに、サイトのトップページが待受画面にされてしまった!!
そして―
画面中央には残り時間の表示と…
招待メールの送信欄が―!!
「もう時間が無いから…
分かり易くしてあげたのよ…」
背後から囁く様に声がした!!
彼女が背後から私の両肩に手を置き、いつの間にか座っていた―
「あなたも
結局は皆と同じ…
あの子と同じなのよ…」
「ち、違う!!
わ、私は―…」
彼女は軽く口許だけで笑い言い放つ…
「私は…?
あなたも相手を裏切り、自分だけ助かろうとしている…
そんなモノなのよ…
あなたも生き残り
一生後悔しながら懺悔の日々を過ごせばいい!!
あははははは―」
笑いながら彼女は消えた。
そうかも知れない…
私は彼女に反論出来なかった。
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