「あなたも
早く招待メールを送信すれば良いのに…
今すぐに
そうすれば
何事も無かったかの様に今迄通りの生活に戻れるわ…
さぁ……」
もう
何がなんだか分からない!!
一体どうすれば良いの!?
「ふふふ…
あははははは―!!」
彼女は甲高い笑い声と共にフッと消えた…
すると
部屋のライトが点灯し、床でドライヤーが音をたて始めた。
私はドライヤーを止めると、呆然とベッドの上に座っていた―。
やはり
親友を裏切った亜佐美には死んでもらうしかない…
精神的に追い詰められていた私は、気分転換を兼ねてFに逃げ込んだ。
ここなら
誰にも気を遣わず、憂さ晴らしも出来る―
マリア・ワールドで雑談していると、突然マリアからメールが入った。
▽…どう?
先日の事、大丈夫?
私で良ければ相談にのるわよ?…▽
正に地獄に仏だった―
私は、
差し出されたその手に必死にしがみついた…
.



