私の身体はガタガタと震えていた。
それよりも
気持ちの方がガタガタと更に激しく震えていた…
その夜
久しぶりにFに入った私は、マリアに今迄の事を話してどうするべきなのか?
揺れる胸の内を相談した。
彼女の答えは
▽…親友を信頼しなさい。
決して裏切ってはいけない…▽
だった―。
信頼する―
どこまでも裏切らない…
ねぇでも…
私の生命はどうなるの?
亜佐美…
私ハアナタヲ殺シテシマウカモ知レナイ
翌木曜日の朝―
いつもの様に朝洗面所に顔を洗いに行くと、自分の身に起きている異変に気が付いた。
昨日まで首には指の痕だけだったが―
今日は、
首全体が薄いピンク色になっていた。
後3日と少し…
確実にタイムリミットは迫って来ているのに、私には何の解決策も見付かっていなかった。
親友を裏切る以外に―
.



