私達は駅前でタクシーを降りた。
「あ、ありがとう
話しを聞かせてくれて…」
私は深々と頭を下げた。
「ううん、いいのよ
草抜さんだけだったんだよね
フェリーヌで浮いてる私を普通に相手してくれてたのって…
だから
あの話はデマだと信じたいのかもね…」
彼女は駅の反対側に少し歩いた後、背を向けたまま一言付け加えた…
「親友の名前は
江藤 香織。
よく
この近くの会員制ネットカフェに行ってたわよ…」
夕陽に映る自分の影を見ながら、私は又分からなくなっていた―
亜佐美を信じるべきなのかそれとも…
ハッ!!
こうしている間にも時間は過ぎている…
今教えてもらった会員制ネットカフェに行ってみよう。
私は駅前の会員制ネットカフェに向かった―
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