「今日は崎山駅の近くに用事あるから私…
タクシーの中で話してあげるよ」
彼女は私をチラリと見て言った。
「どうして草抜さんは"魔女"なんて…
それより
どうして転校なんて?」
不安そうな私の表情を見て彼女は首を傾けた…
「んー
まだ被害者じゃないんだ…」
私の顔を見て一人で何度も頷いている。
「そ、それで理由は!?」
私は、彼女の言葉等無視するかの様に真顔で尋ねた。
すると
彼女は大きく溜め息を吐き、諦めた様に確信に触れ始めた。
「"魔女"と呼ばれる理由も、転校した理由も同じなのよ…
私は、たまたま同じクラスだったからね…
よく知ってる」
彼女は窓側に顔を向けると一呼吸置いて話し始めた…
「今年の4月…
あの子は
親友を裏切って殺した…」
殺した!?
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