私は席から勢いよく立ち上がると、亜佐美の真正面に立って聞いた。
「ねぇ亜佐美…
私の事好き?」
「はぁ?
朝から何を言ってるの~
知らない人が聞いたら誤解されるよ?」
照れ笑いをしながら受け流す亜佐美に詰め寄った。
「だから―
親友かって聞いてるの!!」
私の真剣な表情を見た亜佐美は、ニコリと笑うと正面から私の首に両手を掛けて言った…
「当たり前じゃん」
これ以上
考えるのは止めよう…
私はその屈託の無い澄んだ声を耳にして、もう何があっても亜佐美を信じる事に決めた。
あ…
「そういえば
亜佐美誕生日いつ?」
「12月10日だけど?」
やはり
誕生日は12月10日…
「亜佐美って
崎山市に住んでるんだよね?」
亜佐美は少し怪訝な表情をして答えた。
「生まれてからずっと崎山市だけど?
何?
これって尋問?」
「あ、ごめんごめん
そんなつもりじゃないよ。
ちょっと気になっただけ」
何とか
その場は取り繕った。
.



