サイトにアクセスしたまま、携帯電話を枕元に置いて天井を見た…
その時―
部屋のライトが一段暗くなり異様な気配が漂った…
急激な周囲の変化に、焦って起き上がろうとした瞬間―
黒いワンピースの女の子が、私の顔を覗き込んできた!!
悲鳴等上げる余裕もなく、そのままの姿勢でベッドの上部に逃げる私を
嘲笑うかの様に
更に笑いながら顔を近付けて来た!!
ガタガタと足先から震え、もう身動きすら出来ない―
すると
彼女は薄ら笑いを浮かべながら呟いた…
「私の手の痕が
あなたの首に残っている…
その痕が完全に手形になった時…
あなたは死ぬのよ!!」
そして
更に息がかかる程の耳元に近付き囁いた…
「さぁ…
友達に招待メールを送信して…
そうすれば
あなたは助けてあげるから……
ふふふふ…」
チカチカ…
部屋のライトがチラつき、部屋が元の明るさに戻った…
恐る恐る周囲を見回すと、彼女の姿は消えていた…
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