「し…
死ぬって…
じょ、冗談でしょ…
誰かの悪戯では……」
動揺して言葉に詰まる私に、アールは俯きながら首を横に振った…
「あなたにも
そのうち分かると思うけど…
悪戯なんかじゃない!!」
「じゃ、じゃあ…
招待した人を、招待すれば良いだけじゃないの?」
アールは突然、涙をポロポロ落とし両手でペットボトルを握り絞めた―
「そ、そうよ…
私も安易にそう考えた…
そして
招待メールを送信した」
私は、その話を聞いて少し安心した。
ここにアールがいるという事は、それで解決するという事なのだから…
「それで…
レナさんは?」
「死んだわ…
招待メールを送信した次の日…
誰が見ても、理由が分からない死に方で」
私は言葉を失った―
つまり
自分が生きる代わりに、友達を犠牲にしなければならないという事だ!!
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