私はすぐに
この書き込みをした"アール"という人物にメールをした。
▽…招待メールの件、詳しい話を教えて下さい。
お願いします。…▽
しかしまぁ
実際に自分の身に何か起きた訳ではないし…
そんなに気にする事はないのかも知れない。
リンク先だって
たまには違うサイトに飛ぶ事だって―。
私は
釈然としないまま、受験勉強を再開した。
翌日―
学校に行くと、いつもと変わらない様に亜佐美が声を掛けてきた。
「京子おはよう!!」
「あ、おはよう…」
何となく
ぎこちない挨拶をしてしまった。
「ん?
どうしたの~?
あ、そういえば裏Fどうだった?
別にメンバーが少ないだけで、変わりはしないでしょ?」
「う、うん…」
私は
昨日の事を亜佐美に話すべきか、話さないべきか決め兼ねていた…
亜佐美を信じてはいるが…
万一
本当に素知らぬ顔をされた時に、今と変わらない関係を保つ事にまだ自信がなかった…
.



