「え………」


私は亜佐美の顔を、かなり驚いた表情で覗き込んだ。

そんな私を見て
少し下に視線を逸らしてもう一度言った。


「だから

私が招待メールを送信してあげるよ…」



「えーっ!!」

私は教室中に響き渡る様な声で叫んだ。


「あ…


ご、ごめん。
つい興奮しちゃって…

亜佐美って
裏Fのメンバーだったんだ!!

凄いね~っ」


「う、うん
以前友達に招待されて…

今日
自宅に帰ったら送信してあげるね」



世の中分からないモノだ…

暗雲立ち込める気分から一転し、私の心は快晴になった。


「そうかぁ
本当にあるんだぁ…」



一日中ハイテンションだった私に比べ、亜佐美は少し憂いを秘めた表情をしていた…


まさか
この招待メールが、あんな事になろうとは…

少しも考えてなかった―



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