「で…

何故メルアド変えたりしたの?

何かあったの?」

亜佐美が興味深そうに尋ねてきた…



「う、うん…


実はね

裏Fのメンバーになれるってメルマガが届いたって言ったじゃない?」


亜佐美は腕を組んで、軽く頷いた。


「…そのメルマガに付いてたリンク先にアクセスしたら、悪質な広告サイトで…


まぁその後
大変な事になっちゃって!!」



自嘲気味に話す私を、腕を組んだまま聞いていた亜佐美が大きな溜め息を吐いた。


「京子…

本当に裏Fなんてあるて思っているの?」



私は
かなり自信を失っていたが、あると信じたかった…

「あ、あるよ絶対!!」


亜佐美は私の言葉を聞いて暫く考え込んでいた…



そして―


私が想像すらしなかった事を口にした…


「本当に…

そんなに京子がメンバーになりたいのなら…


私が招待してあげようか?」



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